「メールがたまって追いつけない」「締め切りに間に合わない」「上司や取引先から督促されている」と悩んでいませんか?多くの人が時間に追われる原因のひとつは「完璧主義」にあるかもしれません。
今日は仕事術について考えてみます。
なぜ「丁寧すぎる」と時間がなくなるのか
- 全部に同じ労力をかける
あなたあての重要なメールも共有だけのメールも同じように丁寧に読んでいませんか?
後でゆっくり読もうととっておいていませんか?全てを同じ基準で処理しようとすると、時間は足りません。 - 必要以上に時間をかける
最初から完璧を目指して細部にこだわりすぎると、全体の進行が遅れてしまいます。つまづいたとき、じっと考えて動けないこともありませんか。
具体的な改善方法
- メールは差出人に合わせた読み方をする
日常的にメールのやり取りの頻度が高い相手はだいたい決まっていると思います。相手のメールの書き方の傾向、独特なクセをつかむと、メールの読解が早くできます。 - 「合格点」で次に進む
1つ1つのタスクは100点を目指さず、80点で「よし」と次に進む決断が重要です。残りの20点を目指す時間で、他の仕事を進められます。 - 全体から見る習慣をつける
個々のタスクに気を取られると、仕事の全体像が分からなくなります。全体像を把握しておくことは、自分がいま正しくできているかどうかを判断する上でも重要です。
全体像から見るという習慣をつけましょう。
時間管理の秘訣は「完璧」ではなく「十分良い」レベルを素早く達成することです。完璧を目指さないというのはちょっと勇気が必要かもしれませんね。
でも一日の終わりに「今日はたくさんのことができた」と実感できれば、自信につながります。
時間を賢く使って、追われる毎日から抜け出しましょう。